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昨年10月に現地企業ペプシコと事業提携しベトナムの飲料市場に殴り込みをかけたサントリーが、第一弾として今年8月から市場に投入したTEA+。要はウーロン茶なのだが、東南アジアの例に漏れずこれにも砂糖が入っている。

日本企業が出したウーロン茶ということで無糖での勝負を期待していたんだが、非常に残念。サントリーのウェブサイトを見ると「ベトナムのお客様の嗜好に合わせた独自の味わいに仕上げました」と確かにある。ベトナムでは牛乳もヨーグルトも加糖が主流。

タイではしばらく前にKIRINが無糖のお茶で勝負に出たというニュースを目にして感心した記憶があるが。

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歴史のせいか否か、ベトナムにはアメリカを代表するチェーンであるマクドナルドとスターバックスが長らく存在してこなかった。KFCは比較的前からあったものの、最近ではバーガーキングの進出を始め、遂にはスタバまで進出。マックももう時間の問題か?そんなニュースが巷を賑わせていた。

一方的にアメリカのフードチェーンに殴り込みをかけられているかに見えるベトナムだが、そこはベトナム。ただでは起き上がらない。今度はベトナムコーヒー大手チュングエン(Trung Nguyen)がアメリカの市場に逆殴り込みをかけるというニュースが飛び込んできた。

それもニューヨーク、ボストン、更にはスタバの本拠地シアトルにまで進出するというからかなりのガチンコ勝負だ。

◆ チュングエンコーヒーが2013年中に米国進出、スターバックスに挑戦

チュングエンの社長(ブー社長というらしい)は「スターバックスは創業時の個性を失っており、市場支配力は早晩弱まるだろう。」とまで言い放っており、スタバへのライバル意識は明確だ。

ちなみに余り知られて居ないが、実はベトナムは隠れたコーヒー大国であり、昨年上半期のコーヒー輸出量ではブラジルを抜いて世界一に躍り出た国だ。

ところがベトナムのコーヒーなどお店で見たことも飲んだことも無いという人も多いだろう。それもその筈、ベトナムコーヒーはロブスタと言われる安い品種が主で、インスタントコーヒーやコーヒー飲料などに加工されている為で、コーヒー豆として店頭に並ぶことがないからだろう。

ちなみに我が家のコーヒーはベトナムの豆だけのアラビカ100%かアラビカ&ロブスタミックスである。

そう言えば最近、当地ディエンビエン省でもコーヒー栽培が熱くなってきていると小耳に挟んでいる。
ベトナムの高速道路1キロ当たりの建設費用は最大で中国やアメリカの4倍もかかっているんだそうで。

一方、この「社会主義国」では政府役人が普通の給料ではとても買えないiPhoneを持ち、車を乗り回している。

● 高速道路1キロ当たりの建設コスト、2820万ドルで中国の4倍

賄賂大国ベトナムの現実。

▼公的機関に賄賂を渡す企業の割合は45%、諸外国を大きく上回る

納得。。。

この記事によると「世界銀行(WB)の専門家は、ベトナムの公的機関と交渉する際、賄賂を渡している企業が45%に上っていると指摘。この数字はロシアの29%、フィリピンの18%、インドネシアの13%、トルコの11%を大きく上回っている」様だ。

政府に限らず信じられない場所(学校、病院、就職、等々)でも賄賂が必要なこの国。

社会主義国なのにカネの無い人民にはやたらと冷たく、まともな公共サービスすら受けられないのがまだまだベトナムの悲しい現状である。
たまにはベトナムにポジティブなことも書こうということで、今日はベトナム起業家の話。

急速に発展するベトナム経済の中で、ベトナム内外を行き来し、様々なことを学んだ上で、ベトナム国内で起業する起業家も多い。

その一例がベトナム最大手オンラインショップ「Vat Gia」(バッザー)を経営するグエン・ゴック・ディエップである。

彼はベトナムで日本語学科を出て、京都の大学でMBAを取得し、ベトナムで起業。このオンラインモールにはサイバーエージェントも出資している。

▼ バッザー社、ベトナム最大手のECモール運営会社までの道程

ビジネスをしっかりと顧客目線で考えられる、こうした起業家が増えているのは喜ばしいことである。

そしてこうしたまともなビジネスをする人々がまだまだ少数派のベトナムでは、市場の隙間は沢山存在しているのも確かだ。ベトナムの顧客とてまともなサービスを受けられる先を探しているのだから。
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