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ベトナムの海もいよいよきな臭くなってきた。

兼ねてから仲が悪かったベトナムと中国。ここの所のケンカっぷりは日本のニュースでも報道されるまでになった。

中国とベトナムは両者共に共産党一党独裁の社会主義国で、お隣同士だから仲が良いものと勘違いしている人も多いが、実はとても仲が悪い。

それも今回のことで仲が悪くなったのではなく、実はもうかなり前からの話しなのである。

私から言わせればベトナムと中国は色んな意味でとてもよく似た兄弟姉妹みたいなもんだ。しかしどちらも自分勝手で絶対引かないもんだからケンカになっちゃう。ワガママな一人っ子同士が仲良くなれないのに似た所がある。

ベトナムは何度も陸続きの大国中国に侵略を受けてきているし、領土問題も陸地だけでなく海上でも山積だ。

今回の火種は南沙諸島だった。

今日のニュースでは我が家から車で3時間の距離にあるホイアンの沖でベトナム海軍が実弾演習をしたと出ている。

●緊迫深める南シナ ベトナムが実弾演習

●ベトナム人民海軍、ホイアン沖で実弾演習


中国も同様の演習をやってきた。

●中国海軍が南沙諸島で演習、越政府が抗議

今回の問題の舞台となっている南沙諸島は、ベトナム南中部のニャチャン沖にあって、フエのあるベトナム中部海域の一部であるし、私も最近訪れた身近な場所だ。

ベトナムの漁船が拿捕された、妨害を受けた、発砲を受けたという話しは枚挙に暇が無いほどで、

例えば、

2010年9月には西沙諸島沖でベトナム漁船が中国に拿捕され、
2010年5月には南中部クアンガイ省でも3隻のベトナム漁船が中国に拿捕され、
同6月にはマグロ漁船を巡る発砲事件が発生している。

一方で、ちょっと問題の性質は違うが、中国の漁船がベトナムの海で魚を獲って(盗って)いるという苦情もよく漁民から耳にする。

こうした積み重ねの上に今回の南沙諸島の事件がある訳で、そのフラストレーションは想像に難くない。

首都ハノイ(北部)の中国大使館周辺では度々抗議デモが繰り広げられており、当局もこれを容認している様子だ。

不穏な空気が流れまくる今日この頃である。

中国もベトナムも引かない。日本も学ぶべきことがあるだろう。闘うことになるのか否か。

国防次官は「主権が脅かされた場合は全力で守る」と言っているし、今年初めには「ベトナムは隷属的な平和を追求しない」とまで言っている。

最近では、首相までもが出てきて「海と島の主権を断固として守る」と言っている。

ベトナム戦争を見ても分かる通り、ベトナム(人)はやたらとプライドが高い上に、意固地だから絶対引かないし謝らない。相手が出て行くまで、あの手この手を使って抵抗するのがベトナムの真骨頂だ。ベトナムの高官の発言は決して脅しや見せかけではないだろう。

これに対して、これまた中国の官製メディアは、ベトナムに「戦争で負けるのはそっちだ」と警告しているし、なかなか解決の糸口は見いだせそうもない。

アメリカは表ではまあまあとなだめる一方、裏では既にミサイル駆逐艦の派遣を検討しているとか。

さてさて、いよいよきな臭くなってきました。

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