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本日は、最近プロジェクトで立ち上げた漁協と会合を持つために、フエの一つ北の省であるクアンチ省へ朝から旅立つ。

空と道とちっぽけな木々だけの空間をただひたすら海へ向かって走り抜ける。

本当に何もない。

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(ちょっと角度が悪くてわかり難いが)途中で通りかかったエビの養殖場。

ここで育てられているのは、最近めっぽう生産量の多い通称「バナメイエビ」というエビ。ブラックタイガーより小ぶりで単価は安いが、高密度&短期で生産可能なので、世界経済のぱっとしないこのご時勢、より高価なブラックタイガーよりも市場が良いようだ。

しかしブラックタイガーのときもしかり、最初から全体的な産業としてのプラニングがまともにされずに拡大してしまったために、また病気などの大きな問題を抱えている。またかという感じ。

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そして海に到着!ちなみにここは鳴き砂だ。歩くとキュルキュル音がする。

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クアンチの漁船は圧倒的に小規模なものが多い。

小規模といっても日本で想像する「小さな漁船」とは訳が違うくらいとにかく小さい!

竹で編んである上に、定員2-4人だ。

いわゆる漁船といって想像する様な設備は何もない。

こういう小規模漁船がほとんどを占めていて、その数もクアンチ省だけで数千という規模。

それもそれぞれの船に地元の零細漁民の生活がかかっている。

それをどう管理しますか?というのが与えられた課題だ。

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こちらは小さなエンジン付のボート。10~20馬力とかそんなもん。
沖合い数キロまでが限界だ。

4人も乗ったら獲った魚を乗せる場所がないんじゃないかという状態。

この規模の船は漁港なんて大それた場所に帰る必要もなく、ビーチに直接戻ってきて魚を下ろす。

だから毎年全体としてどれだけの魚が獲られているのか、地元政府ですら把握できていない。

漁船の正確な数だって、どれだけの漁具が現在使われているのかだって、把握できていない状態。

まだまだこれからやるべきことが山積みだ。

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こちらは更に小さくて、エンジンすらついてない手漕ぎタイプ。1~2人が限界だ。

もちろん漁民の安全を保障してくれるものなど何もない。

こうした漁船で海に繰り出すのは常に危険と隣り合わせだ。

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そんなことを考えながら、ふと足元を見ると砂浜にはこんなものまで。

どこから流れ着いたのか。完全な医療廃棄物だ。

うーん、針なんか落ちてやしないだろうな。ふと心配になる。

道のりはまだまだ長い。

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