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今年(来年)のベトナム正月は2月14日だ。それに向けて早くも様々な人々がテトの準備に乗り出している。

ベトナム正月前の消費っていえばそれはそれはすごいもんで、ただでさえ人口が過密なベトナムで、スーパーも市場も更に人でごった返す。正に戦場の様相を呈すのである。言ってみれば日本の師走のアメ横×100みたいなもの。2月に入ったらもうスーパーには立ち寄りたくもなくなる程の人、人、人になる。正にアリの巣状態。どつかれ、掴まれ、罵倒されること多々。

ベトナムも正月はつくったものを家で食べて(ゲストが沢山来訪する)買い物などには余り行かないから、基本は買い溜めである。だからテト前にはどこのスーパーも商品がなくなりガラガラになる。ベトナム正月は最低1週間続くが、その間のスーパーはまるで空の駐車場の様である。

で、本題。

この一大商戦を控えて、むちゃくちゃな生産をしているホーチミンの業者が停止処分になったとのニュース。

この間紹介した乾燥スイカの種(hat dua)に並んで、ベトナムでは正月にmut Tetという乾燥フルーツを食べるが、その生産現場をベトナムの報道社が捉えた!!

▼心臓の悪い方、虫の嫌いな方はご遠慮下さい(笑)
これが停止処分を受けた乾燥フルーツ生産業者の現場だ!

我がベトナム人スタッフは「(色々なニュースを耳にした後)今年の正月はなに食べていいか分からなくなったから、何も食べずに過ごすことにする」と。

我々は海外逃亡を企てている。
そろそろベトナムの旧正月(来年2月)のことも話題になる季節になってきた。

何といっても、ベトナムの正月にとにかく大量に消費されるのが「スイカの種(Hat Dua)」。

乾燥されたスイカの種をピーナッツの様にカラを剥いてポリポリと食べるのである。あっちでポリポリ、こっちでポリポリ、職場でもポリポリ、バスの中でもポリポリ、カフェでポリポリ、バーでポリポリ、飛行機でポリポリ、ホテルでもポリポリ。ベトナム人の行くとこ歩くとこ全てにスイカの種のカラがこれでもかというほど散乱しているので(皆所構わず床に捨てまくります、はい)、ベトナム人の溜まり場が直ぐに分かるのだ。

HatDua.jpg

しかし、この何の変哲もない「スイカの種」。実は危険かも知れないということが分かってきた。

隣街ダナンの保健局によると、市場に出回っている「スイカの種」が、食品に使用禁止されている「ローダミン」という発ガン性物質に浸されて加工されていることが判明したとのこと。

ベトナム中部の市場に出回っている「スイカの種」一般に同様の発がん性物質が使用されている可能性が強いので中央政府が調査に乗り出したというのだ。

ウェブで調べてみると、「ローダミン」は毒性の蛍光色素で「赤色の蛍光を発する…」とある。う、確かにベトナムの「スイカの種」ってみんな赤い。。。縁起良くするために毒性のある蛍光色素で色付けたってこと??

よくある食品用の色素よりも「安くて発色がいい」って発想か??

ベトナム人同僚はよく中国からの食べ物は危ないから絶対買いたくないと言ってますが、、
こりゃぁ、お隣の中国の流れを感じますなぁ。。。


ちなみにベトナムではフエ名物「ブン」(米でできた麺=写真の肉や野菜の間から見え隠れしている白い細長いやつ)に日持ち良くするためにホルマリンが使われてて問題になったことがあった(いつの間にか話題にならなくなったけどそういやどうなったんだ?)。

夏の気温40度もある様な市場で、生麺が普通に積み上げられて一日売られてて痛まないなんて、何かおかしいと思ってはいたのだ。

とにかく食べ物に食用じゃないものでも何でも混ぜるっていう文化は辞めて欲しいと思う今日この頃。

Bun Bo Hue_R27

ベトナムでは胃がんの発生率が増加していると誰かがいっていたなぁ。
これは捨ててあるのか、干しているのか、どっちでしょう?

恐らくこの後普通に市場で売られるものと思われます。

政府も「食品安全」なんて会議を繰り返してないで取り締まりを強化した方がいいと思いますが。。。

P1090409.jpg
ついこの間、招かれてフエ省の食品安全に関する政府会議に参加してきた。

P1060955.jpg

そこに並ぶ数字は驚くべきものばかり。

「えー、省内にある食品を扱う施設のほぼ100%が衛生基準を満たしていない状態でして、、、」

とか

「省内で政府に実際に登録している食品関連施設は10~20%しかありません」

とか

「フエで売られているブドウの33%から基準値以上の農薬が検出されていますので、皆様できるだけ皮を剥いて食べるようにしましょう」(そういう問題か?)

とか

ハノイでの国の食品安全の会議に参加したときも、根菜、葉物、果物、など分野ごとに十~数十パーセントという基準値以上の農薬の検出率がずらりと並ぶ。

どういう風の吹き回しでそういうネーミングになってしまったのかは分からないが、ベトナムのいわゆる「安全野菜」と呼ばれる野菜だって約2~4%が基準値越えをしているから話しにならない。

「安全野菜」から基準上回る除虫剤を検出

それでも中国産よりは遥かに検出率は低いというから、やっぱり中国というのはさすがである。

P1060957.jpg

そもそもベトナムでは食品加工業者や飲食店のほとんどが許可を受けていない状態(無登録)で営業している訳だから、食品関係は金さえあれば誰でも参入できるし、いくら不衛生でも誰も咎められないのである。

だから床でものを切っていたり、犬や猫やねずみやゴキブリがそこらじゅうを歩いていたり、客の食べ残しを鍋に戻したり、別の料理に使ったり、皿やコップをまともに洗わなかったり、汚れた水で料理したりと何でもありなのだ。食中毒にでもなった日にゃ、それは可哀想だけど貴方の店を見る目がなかったということにしかならない。そんな店が平気な顔でりょうさん営業している。

省の食品安全の会議上、私からはとにかく早く簡単なものでも衛生基準と仕組みを整備して、食品関係の営業を完全免許(登録)制にすること、それに向けて、とにかく登録している食品加工業者の割合を期限を決めて50%、70%と上げていくこと、彼らからしっかりと登録料をとってその財源を監視にまわすこと、違反施設には罰金・営業停止を含めた厳しい処分を科していくことなど、今からでもすぐに出来ることを提言する。

とにかく今は政府が把握している情報が少なすぎる。

保健局曰く、「2005年から2008年の4年間に省が把握している食中毒の発生例は14件です」と

おぉぉい、待てよ。4年で14件て、過去2年間で自分の知り合いだけでそれ以上の数を聞いてるぞ。つまりは相当深刻なケースを除いて地元民が病院に行ってないということと、恐らく病院から保健局へ食中毒の情報が流れていない(報告されていない)のだと思う。というか、ほぼ確実にそうだ。

特定の情報の流通は早いのに(警察とか)、分野局ごとの情報共有がまるっきりできてないというのがベトナムである。

これじゃ大規模な食中毒にも対応できないし、それより何より原因究明ができないし、お咎めもないから、不衛生な食品業者や飲食店が生き残るのに絶好の環境を提供していることになる。

みんながバタバタと死に始めてからどうしたこうしたとワイワイガヤガヤ始めるのはいかにもベトナム的であるが、ベトナムの食品安全、まだまだ道のりは長そうである。


▼関連記事は以下から

ベトナム:醤油から発ガン性物質、有名メーカーも

日本でベトナム産エビ製品から発がん物質検出

輸出水産品の抗生物質問題とベトナムの改善対策


ベトナムの地元民はやたらめったら味の素(ベトナム語で”ミーチン”)を使う。それもかなり気合の入った量だ。

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一杯のどんぶりに大匙2杯3杯ということもよくある。地元のレストランに行けば、小皿には塩、胡椒、味の素の三点セット。この組み合わせが訳分からない。

そんな訳でスーパーでは1kg入りの味の素の袋がこれでもかと並べられた「味の素コーナー」なるものが必ずある。そして塩や砂糖のコーナーよりずっとデカイ!

地元の普通の飯屋で一食終わると体がシビれる!息が苦しくなる!絶対おかしいと思いウェブで調べると「中華料理店症候群」というらしい。科学的には証明されていないらしいが、絶対なる。因果関係がないという科学者はベトナムにきて一回自分で食べてみた方がいい。

★ウェブ上にはこんな情報も。

その効果の程は地元民が一番知っている。ある人々はミーチンを大量にまぶした餌で野良犬を取る。もちろん食べるため。

ベトナム(特に北部)では犬を食べる。野良犬も食べる。人の飼い犬まで食べる。だから飼い犬は門の中で繋いで飼いなさいとよく言う。放っておくと盗まれるらしい。

「あの犬最近見ないねぇ」という話をすると「あぁ、食べられちゃったんじゃない?」というのが普通の返答である。

さすがにまだ犬肉料理店には行ってないが、男の滋養強壮にいいらしい。ホントかウソか分からない。ボルネオで猿は食べたが犬は仲間だった。犬猿の仲だから食べたら腹壊すか?

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注:ちなみに写真の肉は犬肉ではない。ただオバはんが怖いだけである。
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