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ディエンビエンフーはベトナム僻地ということで、人材についても大きな悩みの種だ。田舎でのんびりした土地なので人柄が良い人が多いのは確かではあるが、人材としてどうかというのはまた別の話である。

ちなみに我がオフィスの経理アシスタントは大学新卒・実務経験無しの人材であったため、驚くべきパフォーマンスを見せ付けられることも多い。

ベトナム人スタッフの所得税や社会保険の計算は複雑だ。なので毎回手作業で計算をしなくて良い様にエクセルで関数を設定し、月給とわずかな基礎情報のみ入力すればあとは全て自動計算されるワークシートを準備する。

経理スタッフには、

「黄色くハイライトしたセルのみ入力するように」
「黄色いセル以外は”絶対に”触らない様に」

と伝える。

ある日、「あの~、ちょっとこの関数が分からないんですけど」とつぶやくスタッフ。

。。。既に嫌な予感が。。。

「黄色いセルのみ入力する様に」と言ったのにも関わらず、関数の話。
ということは他のセルに手を付けているということだ。

まさか、と思って見に行くと、案の定、「”絶対に”触らない様に」とあれ程念を押したセルを変更している。

小学生でも分かる様にセルを黄色に色付けまでしてやったのに!!

私 「お前な、”黄色い”セル以外はあれ程触るなと言っただろう?このセルは何色だ?」
スタッフ 「白です」

私 「で、”黄色い”セル以外は”絶対に”触るなと言っただろ?何で触った?」
スタッフ 「へへへ」

私 「へへへじゃないだろ!何で触った?スタッフの給与計算も保険計算も全部狂うだろうが!関数まで全部チェックしなおさなければならなくなるだろうが!」
スタッフ 「だって、この計算は○○○○○なんじゃないんですか?」

違うよっっ!!

圧倒的に間違っているので、社会保険料の計算方法を説明する。

スタッフ 「。。。分かりません。。。」
私 「だから言っただろう。複雑だから毎回計算させずに良いように関数作ったんだよ。それをお前が変更してどうする!」

。。。。。と、こういうどーしようもないやり取りは日常茶飯事だ。

ベトナム人はちょっと目を離すと勝手なアドリブをし始める。

そしてそれが正しいという根拠もなく。多分同じだろうと勝手に本人は思っているのか、同じにやる必要はそもそもないと思っているのか、とにかく監視が必要なのがベトナム人ワーカーの特徴だ。

こちらが仕事を効率化しているのに、それを非効率化するローカルワーカー。

さぁ~て、これからどうするかな!!
いやいや、相変らずベトナム人の労働感覚というのはツクヅク舐め腐っているなということが多い。

▼掃除をしたがらないクリーナー

数日前のこと。事務所で研修があったのだが、その後の会議室の清掃を誰がやるかを巡ってベトナム人同士がもめ始める。こんなつまらんことに俺をいちいち巻き込むなよと思うが、結局どうすれば良いか私に尋ねに来る。私の仕事ではないだの、あの人が手伝わない、あーだこーだと告げ口の応酬。。。

もうどうでもいいから、事務所のクリーナーがもう直ぐ来るから彼女にやらせなさいと言う。

そしてクリーナーが事務所へ。

私「今日は研修があったから今から会議室の清掃をして下さい」

。。。しかしクリーナーからの返答は驚くべきものだった!

「会議室は事務所ではないから、掃除はできません(=私の仕事ではない)。会議室の掃除をするのなら5万ドン払って下さい。」

は????会議室は事務所でない?掃除をしたくない?追加で5万ドンよこせ?

スタッフはスタッフで誰が清掃するかで揉めるし、クリーナーはクリーナーで掃除したくないなんて言い出すし、一体どうなってんだ、この国は!!アドレナリンが全身を駆け巡る。

私「プロジェクトで使用しているスペースは全て事務所の一環だ。そもそもクリーナーの仕事はこちらが清掃してくれという場所を清掃するのが仕事で、ここは清掃するが、会議室はしないなど、クリーナーが場所を選ぶ権利など無い。あなたの給料は時給で払っているのだから、追加で金を請求する権利も無い筈だ。」

要は、つべこべ抜かさずに早うやらんか!!ってことだ。

しかしそれでもあーだこーだと言いながら作業を始めようとしない。

。。。こいつ、、、何しに事務所に来たんだ。。。

クリーナーの仕事は掃除だけなのに、その掃除を放棄する。想像を絶する仕事感覚である。

私はこんな労働者と長々と話しをする程気長ではないので、クリーナーに告げる。

「分かった。今日会議室を清掃するかどうかはあなた次第だ。しかし掃除をしなかったら私はあなたの契約を維持するインセンティブは何もない。」

働きたいなら仕事をしろ、働きたくないなら辞めて下さい。極めて単純な論理だ。

ちなみにこのクリーナーの場合は、長時間労働な訳でもなく、残業が多い訳でもない。平日毎日1時間程度の簡単な仕事(清掃)だ。それでもダダをこねるクリーナーに明日はない。

▼運転をしたがらないドライバー

そんな話はクリーナーだけかと言えば、そんなことはない。ドライバーとて同様だ。

我がオフィスでは基本的に金曜までに翌週の車のスケジュールを政府のドライバー(フルタイム)に連絡する様にしている。ドライバーを政府機関と共有しているので、バッティングが起こらない様にするためだ。

しかしここは前日に色々なことが急に知らされたり変更されたりするベトナム。それもド田舎ディエンビエンともなると、雨で道路が壊れて行けなくなっただの、村の葬式が急に入って会合が中止だの、豚の病気が発生したので人が来れないとか、そういう変更がてんこ盛りの世界だ。

しかしこのドライバー、フルタイムで雇われているにも関わらず、事前のスケジュールに無かっただの、1週間前までに予約が無かっただの、市内は近いから自分で(バイクかタクシーで)行けだの、色々理由をつけては動こうとしない。

他のスケジュールが入って忙しいなら話は分かる。が、大抵このドライバーは待合室のPCでゲームをし、タバコを吸い、お茶を飲んでだらだらとしている。何も用が無いのに、こちらが依頼をしても車を出そうとしない。

その上、彼はベトナム人だから、ベトナムで急な変更が多いことを分かっている筈なのに「一週間前までになぜ予約をしなかった」なんてことを言い始める。言っちゃ悪いが、彼は単なるドライバーである。政府高官がそういう発言をするならまだしも、部屋でゲームをして運転可能なドライバーが偉そうにそんなことを言ってのける。

ちなみに政府の規定で、事務所から10km以上離れた目的地でないと日当がでないことになっていることも、彼が近場に特に行きたがらぬ実の理由である。

そして彼の場合は政府雇用のドライバーであるため、こちらで首を切る訳にも行かないという二重苦。向こうもそれを分かっての態度である。



あぁ、悲しきベトナムの労働市場。。。


何とかしてくれ!!


クリーナーが掃除をしたがらなかったり、ドライバーが運転をしたがらなかったり。そんなことを主張した時点で彼らの労働者としての価値は皆無な訳だが、結構こういうことが普通に起こるのがベトナム。じゃあ最初から仕事なんかしなきゃいいじゃないと思うが、カネだけは欲しいというのが当地の自分勝手な労働者の言い分。ロクに働かず、我がままを言い、しかし賃金・給料は上げてくれというのがベトナムの労働市場の実態である。

十分な労働やサービスは提供せず、カネだけは欲しい、もっと欲しいというワガママ労働者。社会主義の影響か、人々の考え方が問題か、とにかくこの国には労働やサービスの対価として賃金や支払いがあるという基本的な概念が極めて薄い。

労働市場は成熟しないのに、後先を考えない賃上げ要求ストも頻発してきたベトナム。近年のインフレも手伝って、賃金は凄いスピードで上がっており、労働のコストパフォーマンスは年々悪化している。このままではこの国から産業が逃げ出していくのも時間の問題かも知れない。
書けば書くほど嫌になっちゃうベトナムの労働感覚。

今週もまたトラブル発生!

今週月曜日。我がオフィスで雇っているクリーナーが時間になっても来ない。火曜日の時間になっても来ない。連絡も一切なし。オマエ遭難でもしたのかという位、本当に音沙汰がない。

丁度一ヶ月位前にも実は同じ様なことがあった。週明けになっても来ず、結局来たのは木曜か金曜だった。

私 「今週仕事に来てないみたいだがどうしてだ?」
クリーナー 「あぁ、私、今実家に居ます」
私 「あぁ、実家に居ますって、平日は勤務日でしょうが?」
クリーナー 「あぁ、週末に実家に帰ってきてまだ居るんですよー」
私 「誰が仕事休んでいいって言ったんだ?そんな連絡もらってないぞ」
クリーナー 「よく分からないですけど、今実家に居ますから直ぐには帰れません」
私 「よく分からないじゃないだろ!仕事は月~金だ。休む場合は事前に連絡するのが当然だろうが」
クリーナー 「次回からそうしますねー」

次回からじゃねーだろ?

この時点で血圧は300を超えていた訳であるが、燃え盛る殺気を押し殺してその時は電話を置いた。

ちゃぶ台でも目の前にあったら確実にひっくり返してたね。

そして一ヵ月後の今週のこと。

また来ない。月曜、火曜。

またやりやがったなあの野郎!

スタッフに電話をさせる。

。。。繋がらず。。。携帯の電源切ってやがる!
(こういうのはベトナム結構確信犯が多い)

あれ程言ったのに昨日の今日でまた同じことをする。

本当にこの労働感覚どうにかなんないんか!

水曜になってようやく電話が通じ、話を聞くと、やっぱりまた実家に戻ってるらしい。

私 「この間、無断で欠勤するなといったばかりだろうが!」
クリーナー 「あー、○○さんに言ったんですけど」
私 「他のスタッフに言ったってのは休みの許可取ったことになってないだろうが!」
クリーナー 「でも携帯が繋がらなくって」
私 「休みの連絡ってのは出る前にするのが当たり前だろ?」
クリーナー 「次回からそうしますねー」

。。。オマエ前もそう言ったよな?

って、どうやっても「休む前に連絡をしましょう」って基本が伝わらない。どうしてって位。

その割に残業だけはかなりきっちり請求してくるのが多い。

悲しきベトナムの労働感覚。
違いが分かる男の、、、てのは某インスタントコーヒーのCMだが、ベトナム人の違いの分からなさには本当に困っちゃう。

第一四半期終わっての会計報告。全てチェックを入れて、完璧な順番に並べたものをコピー取るためにスタッフに渡す。渡した際に、全てチェックを入れて並べ替えたものだから、「絶対に順番を変えたりしないように」、「絶対に渡したまま返すように」と100万回念を押す。

「はいはい分かりました、絶対順番は変えませんから安心して下さい」とスタッフ。このベトナムの「絶対」とか「安心してください」ってのが一番危ないのだ。分かっちゃ居るけど、ここはベトナム。

コピーが終わって帰ってきた書類。案の定というか、馬の耳に念仏というか、やっぱり順番が違っている。

私:「順番は”絶対に”変えるなといっただろうが!」

スタッフ:「いや、入れ替えてませんよ。印刷した時にどこに入ってたか分からなくなっただけです」(=だから適当な場所に入れた)

私:「だから結果として順番を入れ替えたんでしょうが?」

スタッフ:「いや、入れ替えてません。」

私:「現に入れ替わってるでしょうが?”絶対に”順番を変えない様に言っただろうが」

スタッフ:「いや、変わってませんよ~」

私:「じゃーこれは何だ?」

スタッフ:「いや、変わってませんて」

。。。

いやいや、毎度疲れきっちゃいますね、こういうの。。。

現物を目の前に示されても「変わってない」と言い張るベトナム人スタッフ。

ホンとにその場で首切ってやろうかと思いましたが。

「じゃあ、順番はこれで正しいんだな、いいんだな?」

と言うと、こそこそと順番を入れ替えるスタッフ。

間違ってんじゃないか!!
「成功のための火渡り」

ベトナム大手のタクシー会社、マイリン(MaiLinh)グループが「経済的困難を克服できる優秀な管理者を育成すること」を目的として、社内研修で幹部100人に火渡りをさせたらしい。

●マイリングループ、幹部たるもの「火渡り」が出来て当たり前?

相変わらず凄いことやってくれますが、果たして、火を渡った幹部は「経済的困難を克服できる優秀な管理者」になれるのか?!
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